日本の離島、その歴史を探る

淡路島の見所

淡路島の見所

他にも日本神話に由来する場所あり

先に紹介した以外にも、この淡路島には日本神話に由来した場所がいくつも存在しているため、観光地としてはやはりその手の分野が好きな人にとってはある意味聖地といえる場所といってもいいかもしれない。実際に淡路島に訪れた観光客の人数も毎年安定しており、昨年度だけでも淡路島に訪れた観光客の人数は兵庫県の島ということで考えても非常に大勢の人々が足を運んでいる。具体的に数字にして起こしてみると、

  兵庫全体 淡路島
平成25年度 130,285,000人 9,769,000人
平成24年度 126,111,000人 9,880,000人

これだけの人々が毎年観光で訪れているという。全体的な数字を考えればほんの一部かもしれないが、昨今では大河ドラマで黒田勘兵衛を題材にしたものも放送されている経緯から人気のスポットになっているのも、少なからず影響している。

では実際に淡路島へと訪れる人々の統計が記録されているのを紐解いてみると、どうして兵庫県に訪れたのかという理由についてもアンケートにて解答されているのでそちらについても見てみると、

  平成24年度 平成25年度
総入込数 126,111,000人 130,285,000人
自然 3,345,000人 3,543,000人
歴史・文化 28,889,000人 29,526,000人
温泉・健康 8,160,000人 7,833,000人
スポーツ・レクレーション 33,455,000人 33,399,000人
都市型観光ー買物・食等 15,359,000人 18,026,000人

このようになっている。数字から見ても分かるとおり、全体的な観光客は平成24年度よりも翌年の25年度の方が増えており、また観光目的として挙げられている定番中の定番となっているところは相変わらずだ。淡路島を語る上で重要、もしくはその内情を知ることが出来る要素としては申し分ない数字だ。もちろんすべての人が淡路島に訪れたということでは無いだろうが、この歴史や文化、または自然などを目的として訪れた人達の一部が淡路島に訪れたと見るべきだろう。兵庫県は現在は回収作業で白鷺とも呼ばれている姫路城を見ることが出来ないのは現在のところ残念でもある。

兵庫県に訪れている人は元々それなりに数を保っていたが、それでも日本国内では定番となっている観光スポットである事は言うまでもない。また淡路島も同様に、日本神話の舞台となっている島となっているため、一部の人達からは教養目的で訪れている人もいるだろう。また中には研究目的で淡路島に訪れたという人もいるだろう。そんな島には先に紹介した以外にも見所があるので、その点を踏まえながら説明を続けていこう。

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オノゴロ島説も根強い絵島

日本神話におけるオノゴロ島はいくつか説がある、その1つとして先述では『沼島』がオノゴロ島だったのでは無いかと紹介したが、それ以外にもこの淡路島近海に存在するとある島が神話にて伝えられる、オノゴロ島だったのでは無いかと考えられている。その島とは淡路島北東に位置している島で、名を『絵島』という。どこかで聞いたことがある名前だが、くれぐれも幕末における大奥事件とは関係なので、あしからず。

絵島と呼ばれるこの島がオノゴロ島では無いかといわれているのも、島の地質が非常に古くから存在していることも影響している他、平家物語においてこの絵島を題材とした和歌が詠まれているなど、文化的にも奥深い雰囲気をかもし出しているのが特徴となっている。和歌の題材として用いられるのは月をテーマにしたモノが多く、例として、

・千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波にうつして 見るこよいかな

このように詠まれているほか、全体的なシルエットはもちろんのこと、月の光に照らされる絵島があまりにも神秘的だったため、一度は訪れてみたい場所としても有名だったという。こうした歴史的観点から、かつて日本神話にて淡路島を始めとした第八島を作り出すためにイザナギとイザナミがこの地で営みを繰り広げていたのでは無いかと考えられた。

島の大きさとしてもこじんまりしているが、人間くらいの大きさなら十分すぎるほどの広さがある。また位置的な観点から、この地で第八島が創られた可能性もあるとして、近年では沼島か絵島のどちらかだろうと言われている。話としては興味があるところなので、今後いかなる学会の発表があるかを楽しみに待ってみたい。

寝台列車で行こう

諭鶴羽山で軽いハイキングでも

観光をするとなったらどうしても足が必要となりますが、さすがに何件も梯子していると疲れてくるものだ、ついついあちらこちらと様々なところを回って見たいと思うところだが、やはりある程度絞って観光しなければ効率という点で足を引っ張ってしまうもの。そんな散歩がてらに有名どころの観光名所に訪れてみたいと考えているなら、淡路島南に位置している『諭鶴羽山』、そして『諭鶴羽神社』へと赴いてみてもいいだろう。

この山は淡路島内で標高約608mとなっており、島内では最高峰となっている山だ。登山するとなったらおよそ数時間程度で踏破することが出来るので、地元の人達にとっては普段の運動不足を解消する意味ではとても良い場所となっている。山としてはもちろんだが、やはり麓に存在している『諭鶴羽神社』という太陽の運行図の1つとして数えられている由緒ある神社に訪れてほしい。

諭鶴羽神社とは
この神社は創建が開化天皇の治世から存在していると考えられている神社で、祭神としてここでは『イザナミ』を中心とした神々が祀られている。それはそれで興味深いところだが、元は国を、そしてに本神話に多く登場してくる神々を生み出したという意味でも、神として崇められるだけの存在感は持っている。たださすがに現在は神話上で離縁がはっきりと明確にされている状況とあってイザナギと共に祀られてはいない。また少し距離が離れていることも関係しているのだろう、不用意に近づけることはならない、そんな何処か謙遜してしまうような意志が感じられる。
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